ダンスの動画をSNSに投稿「ダンスチャレンジ20200!」
主催:ダンスチャレンジ20200!実行委員会 *(公社)日本女子体育連盟と東京都女子体育連盟により構成
内容:2020年までに、20,200人にオリジナル曲「Welcome to TOKYO」を自由に踊ってもらい、東京オリンピック・パラリンピックを日本中で盛り上げていく。
参加方法:Twitter、YouTubeで「#ダンス20200」をつけ、動画や写真と共に踊った日時・場所・団体名・人数を報告するだけで、無料で誰でも参加可能。
詳しくは「ダンスチャレンジ20200!」のHPにて。
(公社)日本女子体育連盟 常務理事の飯田路佳さん(十文字学園女子大学 教授)にお話を伺いました。
編集長
「東京オリンピック・パラリンピックまでに20,200人に共通のダンスを踊ってもらうというユニークかつ壮大なプロジェクトですね。開始から3か月で参加者は6000名を超えているなど、すでに大きな注目を集めていますが、この構想は以前からお持ちだったんですか?」
飯田さん
「(公社)日本女子体育連盟では、日本における女子体育の普及振興を図り、生涯にわたる女子体育に関する研究と実践等の事業を行い、すべての人々の心身の健全な発達に寄与することを目的としていて、例えば幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校、大学、特別支援学校等の教員や生涯スポーツの指導者を対象としたダンスのセミナーなども展開しています。当初、この企画は楽曲とダンスを考案して私たちの中で楽しむことのみを考えていました。しかし、そもそも私たちの活動目的が、ダンスを通じて幸せが広がることですから、より広い範囲の人々に関心を持っていただこうとこの企画を立ち上げました」
編集長
「クラウドファンディングで活動費を募られたこともユニークです」
飯田さん
「楽曲やダンスが完成してみると、プロジェクトの人数管理などの仕組みの構築やWebサイト制作など、ITに疎いわたしたちにとっては思いもよらぬ事態が発生しました。やりたいことの計画が大きく広がるところまでは良かったのですが、それを実現するための資金をどのようにするかという壁にぶち当たりました。しかし、せっかくすばらしい楽曲やダンスが完成したのだから、少しでも多くの人の目と耳に届けたいと思い、クラウドファンディングを行い、多くの方に出資をしていただきました」
編集長
「メッセージをお願いします」
飯田さん
「ダンスでともに楽しく体を動かせば、垣根を超えて周りの人たちとの繋がりを実感できます。実際に、保育園の園児から80代の高齢者まで、幅広い世代の方々が参加し、動画や写真を投稿してくれています。私たちはこのような経験の共有と、それを楽しむことが、今大切なものであり、オリンピック・パラリンピックを盛り上げながら、日本全体を元気にするのではないかと思っています」」
上の動画は飯田さん(中央)が代表を務める日本リズムムーヴメント指導者協会(JSRML)の会員約60名によるダンスチャレンジ。(会員の多くは還暦を超えている)
編集長のコメント
踊ることに抵抗がある…という人は多いと思いますが、海外の研究によるとダンスはジムに通ったり、ジョギングをするよりも、ストレスに効くことがわかっています。我々サラリーマンもダンスチャレンジ!