諏訪郡歌体操
制作:富士見町社会福祉協議会(2017年)
対象:子とも~高齢者
目的:健康づくり、健康長寿
振付:健康運動指導士 赤羽清志氏、机区はじめ地域住民、富士見町社会福祉協議会地域福祉係
主な利用場面:地域サロン、町内福祉施設、小学校や区での運動会など
富士見町社会福祉協議会の時田早紀さんにお話を聞きました。
編集長
「同じ諏訪地域の諏訪市の社協の方からご紹介いただきました。前回の『しあわせ信州ご当地体操コンテスト(*)』で優勝されたそうですね」
(*)「しあわせ信州ご当地体操コンテスト」についてはこちらの記事をご覧ください。
時田さん
「はい、優勝をきっかけにサロンやえんがわ(*)などの地域活動の場だけでなく、小中学校にまで体操が広がりました」
(*)サロンよりもっと気軽な居場所。2カ月に1度以上開催、3人以上で、誰でも参加可能なことが登録条件。
編集長
「体操を制作されたいきさつを教えてください」
時田さん
「ご縁あって富士見町社会福祉協議会の地域福祉係が旧落合小学校に拠点をおきました。以来、毎朝校庭でラジオ体操を行うようになったのですが、地域の方の『もっと体操をしたい!』という声をきっかけに、高齢者の方々に馴染みがある『諏訪郡歌』からご当地体操を考案しました」
編集長
「『諏訪郡歌』というだけあって、富士見町だけでなく、諏訪六市町村に知られているというのは大きな特徴だと思います。住民の皆さんの反応はいかがですか?」
時田さん
「『6つの簡単なポーズで体操ができるので、覚えやすく、体操しやすい』『諏訪郡歌に馴染みがあるので、歌いながら体操ができる』などの声をいただいています」
編集長
「今後の抱負をお聞かせください」
時田さん
「体操をとおして健康づくりとともに、地域の中で大切に受け継がれている「諏訪郡歌」を子ども達にも伝承していきたいです」
<長野県富士見町>
人口約1万5千人。生活圏の標高は700-1200mの高原。夏は涼しく、別荘やIターン等移住者も多い。特産品は赤いルバーブ。どら焼きの皮に信州そば粉を使用したそばドラなどがある。
編集長のコメント
「時田さんは今後曲調を変えたリズミカルなチャレンジバージョンも同時に普及したいそうです」