てんとうむし体操
制作:千葉県習志野市(平成16年に基本編を作成)
対象:主に65歳以上の高齢者
目的:転びにくい身体づくり、地域の中で体操する仲間を作り、仲間同士で支えあう。地域の介護予防につなげる
体操考案:市の保健師、理学療法士
作曲/演奏:金益研二氏(習志野市出身)
主な利用場面:高齢者が集まる地域の通いの場、市のイベント、町会の祭りなど
習志野市の高齢者支援課の伊藤千佳子係長にお話を聞きました。
編集長
「とてもかわいい名前の体操ですね。子どもが喜びそうです」
伊藤さん
「ありがとうございます。でも昆虫のてんとう虫から名前を取っただけではないんですよ。てんとうむしは『転倒無視』の意味もあります」
編集長
「うまいですね。座布団2枚差し上げます。住民の皆さんの感想を教えてください」
伊藤さん
「『テンポがゆっくりでやりやすい』『仲間と一緒に続けられる』『イメージキャラクター「てんてんちゃん」がかわいい』などの声をいただいております」
編集長
「今後の抱負をお聞かせください」
伊藤さん
「高齢者に限らず、もっと広めていきたいです。市民ボランティアの転倒予防体操推進員もさらに増やしたいと考えています」
市役所職員考案のてんとうむし体操イメージキャラクター「てんてんちゃん」
<千葉県習志野市>
人口約17万人。東京駅から電車で約30分。「あしたのハーモニーが響くまち 習志野市」は市立習志野高校をはじめ、市内での音楽活動が盛ん。また、ラムサール条約に干潟として国内で初めて登録された「谷津干潟」も有名。
編集長のコメント
「体操を普及する転倒予防体操推進員のユニフォーム(ポロシャツ等)には『てんてんちゃん』がワンポイント印刷されています。これも推進員のモチベーションアップにつながっています」