むつ市民歌体操
制作:青森県むつ市(令和元年)
対象:主に高齢者
目的:介護予防
体操制作に関わった人:地域包括支援センター、むつ市ウエルネスパークインストラクター
<主な利用場面>
体操教室、住民主体の通いの場、認知症カフェ、地域サロン、市内イベント、デイケア事業所など
むつ市役所 地域包括支援センターの辻郁子さんにお話を聞きました。
編集長
「むつ市は全国的に有名な『恐山』があり、青森県で最も面積の大きい自治体です。体操制作のいきさつを教えてください」
辻さん
「曲が流れたら『この体操、知っている!』と市民の皆さんが一緒にできる体操があれば楽しいだろうと思い作成しました」
編集長
「曲とはむつ市民歌ですね」
辻さん
「はい、ゆったりとしたリズムと優しいメロディに乗せた介護予防体操を高齢者の方と一緒にできたら、また、全世代で一緒にできる体操になってくれれば嬉しいです」
編集長
「本格的な普及はこれからだそうですが、すでに市民の皆さんから反響があるそうですね」
辻さん
「『歌詞をイメージした動作がいい』『歌いながら体操しているうちに「むつ市愛」が深まる』などの声を頂いております」
<青森県むつ市>
人口約5万6千人。全国初のひらがなの自治体。日本三大霊場の「恐山」のほか、美しい夜景が「夜のアゲハチョウ」と称えられる釜臥山(かまふせやま)展望台も必見。俳優の松山ケンイチの出身地でもある。
編集長のコメント
「手と足を左右別々に出すなど脳トレ要素も入っている体操なので、認知症予防にも効果あります」