さわやか邑楽健康体操
制作:群馬県邑楽町(令和元年)
対象:全町民 子どもから高齢者まで
目的:運動習慣がない人が立ったり歩いたりなど生活に必要な筋力をつけられる。
音楽:邑楽町町歌
体操制作に関わった人:健康運動指導士 半田悦子さん(元邑楽町役場職員)
<主な利用場面>
町の各種イベント、介護予防教室、役場職員の健康への意識づけ(毎朝の放送)
健康福祉課の藤江菜保子さんにお話を聞きました。
編集長
「ご当地体操を普及させるため、親しみやすい”まちの歌”を使うというのは少なくありませんが、こちらの理由は違うようですね」
藤江さん
「はい、町民の皆さんに邑楽町町歌を広く知ってもらうための一つの方法として、体操をつくることになりました」
編集長
「つまり音楽ファースト。振り付けは曲のテンポのアップダウンや歌詞を表現することを意識されていますね」
藤江さん
「この体操を考案したのは、健康運動指導士の半田悦子さんです。半田さんは元邑楽町役場職員で、健康福祉課の先輩です。在職中に健康づくりや介護予防の大切さを知り、健康運動指導士の資格を取られた方です」
編集長
「体操ができてから1年ですが、これまでの成果や今後の抱負をお聞かせください」
藤江さん
「目的である町歌の認知度アップはもちろんですが、『ふれあいサロンなど町民が集まる機会にどんどん取り入れてほしい』などの声もいただいております。今後より多くの人に広めていくために、半田さんにご協力をいただきながら、指導者養成の講習会を行っていきたいですね」
<群馬県邑楽町(おうらまち)>
人口約2万6千人。町役場に隣接する「シンボルタワー未来MiRAi」は高さ56.5mの塔。展望室からは上毛三山や富士山が眺望できる。4月下旬~5月上旬、多々良沼公園では130mにおよぶ藤棚が咲き誇る。
編集長のコメント
「体操と音楽は切っても切り離せない関係。普及の相乗効果に期待大です。」