脳刺激体操(平成13年)
制作:NPO法人ウェルネスクラブ・レインボー健康体操で寝たきり0を目指す会(岩手県雫石町)
<対象>
『コロッと楽に』を目指す方
<目的>
介護予防(脳・筋・骨の強化、活性化)
<主な利用場面>
地域の健康体操教室、自治体や各団体からの講師依頼
理事長の工藤 昭敏 さんにお話を伺いました。
編集長
「『NPO法人ウェルネスクラブ・レインボー健康体操で寝たきり0を目指す会 』とはやや長い団体名ですが、どのような活動をされていますか?」
工藤さん
「元気な人を元気にする運動はたくさんありますが、介護認定ギリギリの高齢者を元気にする体操は殆どないと言えます。我が団体では、介護認定ギリギリの高齢者でも自信を持って指導し・体調の維持向上に努めています」
編集長
「ちなみに団体名の中にある『レインボー健康体操』とは?」
工藤さん
「明治学院大学名誉教授の高橋賢一先生が考案された体操です。死ぬまで自分で立つ・座る・トイレに行く・着替えるができる体づくりを目的にしています。レインボー健康体操の一つとして『脳刺激体操』があります」
編集長
「なるほど。『脳刺激体操』のポイントを教えてください。」
工藤さん
「寝たきり・介護が必要になる原因の50%以上は、”脳”が原因と言われています。レクリエーションとは違う体操により、脳の血流を増加させて、脳細胞を活性化し、物忘れ防止・気づく力の維持改善を図ります」
編集長
「これまでの成果を教えてください」
工藤さん
「利用者の方からは『もの忘れが少なくなった』、『日常生活の動作が楽になった』、『膝・腰痛が軽減された』などの声を頂いています」
<岩手県岩手郡雫石町(しずくいしちょう)>
人口1万6千人。岩手県の中心都市・盛岡から車で約25分。雫石駅は秋田新幹線「こまち」の停車駅であり、東京駅までは乗り換えなしで2時間半。牛乳で有名な小岩井農場など観光施設も充実している。
編集長のコメント
「工藤さんは平成13年から体操の指導を開始し、現在18年目。雫石町だけでなく、近隣の盛岡市、矢巾町、岩手町、紫波町などにも活動範囲が広がっているそうです。ブログはこちら。」