ダッペエ体操
制作:千葉県館山市(2016年)
作詞・作曲:スキャット後藤氏(館山市在住。NHK「天才てれびくん」の劇中音楽等を手掛けた音楽プロデューサー)
体操振り付け:森理恵氏 (館山市在住。リエダンスカンパニー代表)
映像出演:ダッペエ(館山市マスコットキャラクター、房総の方言「~だっぺ!」が名前の由来)
対象:主に小学校入学前の幼児(3歳~5歳)
体操づくりの目的:身体を動かすことが楽しいと思える習慣づくり
主な利用場面:保育園、幼稚園、こども園等
健康課 主任保健師の川名 聖美さんにお話を伺いました。
Q 近年、外遊びの機会が減ったことで、こどもの体力低下が深刻な問題となっています。
例えば、小学生でぞうきんが絞れない、転んだ時に手が出ないので大怪我をするなどが指摘されています。
川名さん
「この体操は小児期から体を動かす事が好きになってもらうために作成しました」
Q 体操づくりで最もこだわったことは何ですか?
川名さん
「ポップでリズミカルな音楽は、館山市を元気にしていくイメージで、
ラジオ体操のように音楽が流れたら自然と身体が動くようになればと。
そして、大人になっても、この曲を聞くと館山を思い出すことができるようにという思いを込めています」
Q 子どもたちの反応はどうですか?
川名さん
「運動会で親子で行う体操として定着している園もあり、『リズムが速いけど楽しい。』
『ダッペエと一緒に踊れるのがうれしい。また一緒に踊りたい。』などの声をいただいています」
Q メッセージをひと言お願いします。
川名さん
「こども向けであると共に、大人も自然に身体を動かせるような体操です。
皆さんで楽しく身体を動かすっぺ~!」
★先生によるお手本映像はこちら
<千葉県館山市>
人口4万6千人。年間平均気温が16度以上で、冬でもめったに雪が降らない温暖な地域。
年間を通して花が咲く「花のまち」としても知られている。
編集長のコメント
私の友人は子どもの頃から寝る前のストレッチを続けていて、50歳を過ぎても身体がかなり柔らかいです。
健康は長い人生を生きる上で最も重要なものだから、幼児期からの健康づくりは広がってほしいです。