バク転、宙返り…器械体操は若い時にしかできない。決してそんなことはありません。生涯現役を旗印に掲げる「ドリームチームジャパン」の“年齢不相応”の演技をご覧ください。(第53回全日本シニア・マスターズ体操競技大会)
ドリームチームジャパン…2019年の全日本シニア・マスターズ大会の年代別優勝者らで編成したチーム。本来は2020年大会でドイツチームとの交流戦を行うために結成したが、新型コロナウイルスの影響でドイツチームの来日が中止となる。来年に延期されたドイツチームとの交流戦での活躍が期待される。
40代 津堅 修 49歳
50代 木本 嘉直 59歳
60代 篠原 千代三 64歳
70代 渡邊 恭造 73歳
80代 中村 能史 81歳
筑波大学名誉教授 田中喜代次先生(「健幸華齢」の言葉の生みの親)のコメント
「70歳を超えて演技に取り組む姿勢には感嘆の一語です。高度な技に挑戦して大怪我をするよりは、無理せず安全範囲内で演技されている点も長生きされてきた知恵の一端だとうと感心しました。健幸華齢(successful aging)に向けて、これからも元気でスマートな(賢い)生き方・老い方を実践していただきたいです」