テレワークで運動不足の人は多いですよね。柔道整復師として5万人以上を施術した萩原健史さんにこれだけはやっておくべきストレッチを聞きました。
① 東京タワーストレッチ(4分40秒)
② 相撲ストレッチ(4分10秒)
編集長
「萩原さんが考えたストレッチは『スゴレッチ』という名前ですが、どういう意味ですか?」
萩原さん
「スゴいストレッチだから、スゴレッチです(笑)。通常のストレッチと異なり、骨盤などの骨格が整う効果があります」
編集長
「いま、私はテレワーク中で運動不足です。テレワークでこれだけはやっておくべきスゴレッチを一つ教えてください」
萩原さん
「二つになってしまうのですが…『伸びる』ための東京タワーストレッチ。『動かす』ための相撲ストレッチ。この二つがおススメです」
編集長
「どちらも面白いネーミングですね。それぞれの効果を教えてください」
萩原さん
「東京タワーストレッチは股関節と体幹を伸ばしてくれるので、姿勢改善や呼吸がしやすくなります。一回に30秒くらいで、朝起きてから、仕事が終わったあと、寝る前の3回くらいできたら良いです。相撲ストレッチは体幹をダイナミックに動かすので、血流がよくなり、全身のこりを解消してくれます。また運動不足解消に効果的です。一回30秒くらいで、午前と午後の仕事前の2回くらいが良いと思います」
編集長
「姿勢についても一言お願いします。家で仕事をすると周りに上司や同僚がいないので、ひどい姿勢になりがちで…」
萩原さん
「姿勢で気をつけることは長時間同じ姿勢をしない。背もたれやどこかに寄りかからないこと。座面に対して骨盤で立つイメージが良いです。床に直に座らずに椅子と机のあるデスク環境がオススメです」
柔道整復師 からだリフォームコンサルタント ㈱all-win代表取締役
5歳でラグビーを始め、22年間ラグビーに打ち込み、 大学卒業後は実業団で活躍。27歳で治療家に転向。「根本から不調を整える施術」を模索する中、独自メソッド「スゴレッチ」を開発。著書に「スゴレッチ」(ダイヤモンド社)。最近はYouTube「ハギケンちゃんねる」を開設し、精力的に情報発信を行っている。
編集長のコメント
「萩原さんのスゴレッチはわかりやすいのがいいですね。相撲ストレッチは子どもと一緒にやるのも良さそう」