「40年前の健康体操ブーム」健康運動指導士 伊藤敦子

「40年前の健康体操ブーム」健康運動指導士 伊藤敦子

全国的に健康体操の普及活動が行われていますが、参加者の多くは60歳以上の女性ではないでしょうか。これは昭和後半に女性たちの間で起きた「健康体操ブーム」が関係しています。健康体操の普及一筋30年の伊藤敦子さんに当時のことを聞きました。


  1. 健康体操は30~40年前に若い主婦層を中心にブームが起きる。女性が家の外に出るきっかけになっていた。
  2. いま、健康体操をやる目的は老後の介護予防に変わった。
  3. 活力ある高齢社会を目指すために、健康体操を日本中に普及させなければならない。

 

伊藤敦子氏 略歴
健康体操教室ハローフレンズイノア代表/健康運動指導士
1959年北海道生まれ。広島大学教育学部卒業後、愛知県で高等学校の保健体育教諭として7年間勤務。その後社会体育(健康体操指導)に転向し、以来健康体操一筋30年。2010年愛知県東浦町に「健康体操教室ハローフレンズイノア」を設立。さらなる健康体操の普及と研究に明け暮れる。日本中に健康体操を普及し、「活力ある高齢社会、日本」を目指すことが生涯の使命。2018年地元東浦町の町制70周年を記念する「東うらうら体操」を制作。
著書に「健康体操が日本を救う!」(ギャラクシーブックス)がある。

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