真庭版ラジオ体操
制作:岡山県真庭市(平成28年)
対象:子どもから高齢者まで
目的:正しいラジオ体操をすることで肩こりや首のこりの解消、柔軟性の向上、免疫力の向上、
爽快感や仲間とする楽しさなどを感じることから心の健康づくり
体操制作に関わった人:真庭市食育・健康づくり実行委員会委員、真庭市スポーツ推進委員、MIT(まにわいきいきテレビ)、音楽関係者など
<主な利用場面>
地域のサロン、デイサービス、地区行事、職場、スポーツクラブ、グループホーム、園、小中学校など
健康推進課の西原麻子さんにお話を聞きました。
編集長
「クセが強い方言がいい味出してますね。ちなみに『ぼっけー』『もんげー』とは一体どういう意味なんですか?」
西原さん
「はい、『ぼっけー』も『もんげー』も標準語でいう『とても』『非常に』という意味です」
編集長
「真庭版のラジオ体操を制作された経緯を教えてください」
西原さん
「平成25年度から習慣化できる運動として「ラジオ体操」の普及を推進していましたが、その後『真庭の方言を使ったオリジナルのラジオ体操を作ろう!』という声があがったことがきっかけとなりました。ピアノ演奏、セリフ、CD制作、収録場所すべてが真庭です」
編集長
「普及活動でたくさんのCDを配布されているとか」
西原さん
「現在までに800枚以上を配布しています。配布者に対するアンケート結果によると、半数以上が「楽しく体操できるようになった」、「毎日続くようになった」など大変好評です。夏休みのラジオ体操で利用している地域もあるようです」
<岡山県真庭市>
人口約4万5千人。西日本屈指の木材産地であり、国内におけるバイオマス事業の先進地。ベストセラー本「里山資本主義」(角川oneテーマ21)で紹介され、一躍全国にその名が知られた。
編集長のコメント
「動画の背景に映る白い建物は明治40年(1907)に建設された旧遷喬尋常(きゅうせんきょうじんじょう)小学校です。国の重要文化財に指定され、映画『ALWAYS 3丁目の夕日』の撮影にも使われたそうです」