ご当地健康体操13 「函館いか踊り体操」北海道函館市

ご当地健康体操13 「函館いか踊り体操」北海道函館市

函館いか踊り体操

制作:市立函館保健所(2008年)

体操制作:増野玲子氏(体育講師※函館いか踊り実行委員会メンバー)の原案をもとに
関係団体や保健所職員(理学療法士,保健師,健康運動指導士等)の意見を取り入れ創作
監修:齊藤恭平 東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科教授

体操づくりの目的:市民の健康づくりを推進

対象:幼児から高齢者までを対象
※中・高齢者の介護予防・転倒予防,職場のリフレッシュ体操、体が硬いといわれている現代の子ども達

効果:有酸素運動、ストレッチ、筋力トレーニングおよびバランスを養う運動を取り入れている

主な利用場面:学校,事業所,介護施設,各健康教室

函館市健康増進課の久米田 万里さんにお話を伺いました。

Q ユニークなネーミングですね。

久米田さん
「はい。函館いか踊りとは、毎年、夏に開催される「函館港まつり」のパレードで踊られるものです。
1980年に「誰でもすぐ踊れる」をコンセプトに市民の有志らが考案しました。
現在、港まつりでは1万人以上の市民や観光客が「函館いか踊り」に参加しています。
地元ではおなじみの「函館いか踊り」の曲に合わせて楽しく身体を動かしてもらおうというのが体操のコンセプトです」

Q 動きもユニークですね。

久米田さん
『波波いかバランス』『昆布ツイスト』『のしいかスクワット』『いかすみ深呼吸』などのポーズがあります

Q 住民の皆さんの反応はどうですか?

久米田さん
「音楽を耳にすると自然に体が動いてしまうという方が大勢いますので、好評です」

<北海道函館市>
人口26万人。明治初期、いか漁発祥の地とされる佐渡の漁師が出稼ぎで函館へ来た際、
漁具や漁法を持ち込み、いか漁を広く伝えた。現在、函館は日本有数のいかの漁獲量を誇る。

編集長のコメント
伸ばす動きが多いので、身体の硬い人におススメ。
間違ってもいいから、楽しくやるのがポイント。

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